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Jリート市場の機能回復

そういえば、ブログでJリートについて、まだ

キチンと書いたことがありませんでした。

Jリートの元FM、株メンター、今のJリート市場観です。

 

昨年、一旦投資家に見放されたJリートは、徐々に機能回復し、

本来の位置へ投資口(株価)が近づきつつあるようです。

さらに、貿易戦争等で東証市場が荒れているので、相対的に

以前よりは注目が集まっているとも考えられます。

 

金融機関各社の主力Jリート投信が毎月分配型なので、

基準価額がドンドン減少し長期保有に不適だと金融庁に指摘されて

昨年から新規営業を止めた結果、分配金作りの売り一辺倒に押され続け

上値が重い状態でしたが、約4%の高い配当利回りに着目する

投資家が増え、また想定外にオフィス賃料市況が堅調なので、

見直し買いが足元継続しているようです。

 

不確実性の時代、約4%の利回り格差(国債との利回り差)は

極めて魅力的です。

リートの最大の魅力は、この高い配当が急減するリスクが殆ど無いこと。

投資口は大きく変動することもありますが、リート各社の払い出す配当水準は

非常に安定的です。各リートの業績も総じて安定的です。

 

だから、長期投資前提で、投資口の変動には構わず、毎期年2回、着実に

配当を貰い続ける方針で投資し、配当も再投資できれば、複利効果で

個人投資家の資産形成に非常に大きな貢献をするはずです。

 

個人投資家の長期資産形成を考える際、資産配分におけるコア資産は、

Jリートです。