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建築家に憧れる

画家にも憧れるが、建築家に より憧れる。

 

画家は感性・センスの塊、なのに対し

建築家は感性と理論・合理性を

高い次元で兼ね備える必要がある。

 

私は知人の建築家にこう聞いてみた。

「建築家は左脳も右脳も優れていて、

バランスが取れているのではないですか」

すると

「そう、建築家は右脳と左脳をどちらも使い、

頻繁に往復できる。」との答えでした。

 

仕事の世界は左脳、ロジックの世界。

ただ運用においては、左脳だけでは通用しない

ときがある。”理路整然と間違える”ことがある。

だから、運用者にも感性があった方がよい。

右脳も運用に活かすべきだと思っている。

 

だから、右脳左脳、ともにフルパワーで活かしている

建築家に憧れる。

 

建築家は、建物の建築だけに限らず、内装、家具他の

インテリアデザインから、建物の周囲の環境作り、

さらには都市計画に至るまで、何でもやる。

生活環境の総合プロデューサー、のような存在だ。

 

また、建築家は空間を、3次元をデザインする。

どうやってやるんだろ?

 

建築家伊東豊雄は「ル・コルビュジェの建物は、どの建物の

場合も、とにかく内部の空間が心地よい」と言っている。

私も渡欧し幾つか行ってみた。

20世紀最大の建築家である彼は、午前中は絵画に没頭し、

午後 建築の仕事をしたという。

絵画で右脳を刺激し続けたことが空間のデザインにも

活かされているのか。

 

建築家の頭の中、どうなっているんだろ。