· 

Jリート市場の見方

昨年秋以降、堅調なJリート市場。

しかし、今後は調整局面を迎えそうだ。

株安時には多少反発するが、上値が重いと思う。

 

米が主導する世界の金利の上昇が上値を押さえるからだ。

利回り商品Jリートは、市中金利が上がると相対的な魅力が

下がり、投資口価格は下がる。

 

日本の長期金利は大きく上昇しないと思うが、

先日は少し連れ高した。

米の主導する世界の金融市場は1つであり、米市場の

影響は日本のリートも間接的だが受けることになる。

欧州も徐々に今後金融引締めを本格化させる。

 

しかし一方で、これは長い目で見れば、Jリートの仕込み場到来!

ということだ。9月末東証REIT指数は1777ptで

配当利回り4.13%、NAV倍率1.06倍。(出所:ARES)

 

ただ、下げてもNAV倍率1.0倍の1650ポイント付近が下限だろう。

 

安く高利回りで買うチャンスの到来だ。

リートの配当の成長は、物件価格が高く外部成長が

難しいので今後やや鈍化するかもしれないが、

安定した高水準は十分維持できる。

 

皆さん、準備はよろしいですか(笑)。