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日本株の魅力2 利回り銘柄の探し方

日本株に前向きなお話、第2回。

 

あ、第1回で先週紹介したオリンパス、

昨日も17%以上の2連騰、ストップ高!

なんだ、昨日買っても間に合った(笑)。

・・・んんん、もしかすると、大相場かも?!

 

【日本株の魅力 2 高利回り銘柄続出】

 

さて、12月の調整で、日本株には高配当利回り銘柄が

さらに目に付く状況に。3%、4%、5%超えの銘柄も。

「配当利回り ランキング」で、検索しチェック。

 

近年の配当重視の経営姿勢を反映し、数年前とは

配当水準は様変わりだ。

これもガバナンス改革、アベノミクス改革の一環。

 

今日は、事例紹介の代わりに、

「利回りが高くとも、避けた方がよい銘柄の条件」

3つ挙げる。

 

➊利益の変動が大きい業種の銘柄

一転減配、無配、のリスクが拭えない業種。

証券、商社、等の業種は、高配当銘柄はあるが

業種の特徴として、業績の変動が大きい。

 

➋借金の多い銘柄(資本蓄積に乏しい銘柄)

利益剰余金などの資本蓄積に乏しく負債依存度の高い銘柄は、

少し業績が悪化したら、すぐ減配する。

バランスシートに余裕があるかどうかを確認する必要がある。

 

❸既に配当性向が高い(高くなった)銘柄

先月上場した話題の銘柄、配当性向が85%、高配当で

株主重視、とのことだが、そうだろうか。

85%、とは、ほぼ配当が利益水準に連動するということ。

業績悪化で利益が半減したら、配当も半減だ。

安定して利益が増えない限り配当も増えない。

 

一方で、20~30%の配当性向で今高利回りなら、

今後配当政策の変更で40%などに変更されれば、

配当が大きく増加する可能性もある。

 

銘柄選びの一助として頂きたい。