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投信の金融機関別 運用成績

投信の金融機関別 運用成績が改めて96社開示された。

3月末時点で投資家が保有している投信の成績で評価。以前紹介した通り、損益でみれば、全体の46%が含み損を抱える状態だ。ただ成功して益出し売却した投信をカウントしないことになる点には注意が必要。

成績上位の金融機関は、どこも積立型の投信を販売する会社。2017年までの小型成長株相場で大きく上昇した銘柄が寄与していると見られる。

 

株メンターとしては、金融機関のフィデューシャリーデューティ(受託者責任)の徹底を促す重要な一歩であり、大変結構なことと評価する。

成績を公表することで、”自社が儲かる投信を売る”より、「投資家を儲けさせる投信」を販売するとのインセンティブが金融機関に働くはずだ。

 

なお、おススメ会社をご紹介するつもりで掲載しているのではないので、悪しからず。ただ、下位10社の中で1社だけ大手の名前が出ているのは少々気になります。