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『マネー<データ』の令和、幕開け

昭和、Webは普及していなかった。

平成、Web時代になった。

令和、Webに人間が支配される時代?

 

昭和、GDPの時代。

平成、マネーの時代。

令和、データの時代となりそうだ。

 

データは、Web時代において、

経済活動のみならず、

政治、文化、社会に影響を与え、

人間の思考自体を変えて人間を

直接動かす力を持ち始めた。

データの解析、結果の応用力において、

AIが人間の能力をはるかに上回るからだ。

 

ポピュリストがWeb広告を使い

人心を操作し選挙を有利に戦う、

などのことが、その例だ。

また共産党が国民全データを掌握する

中国では、行動データから人は点数を

付けられ、スコアが低いとモテないので

素行を良くする男子もいるそうだ。

 

データの価値は、マネーの価値を

はるかに上回りつつある。

 

例えば、非常に能力ある人間の行動・思考を

思うように変えることが出来たら、

それはもの凄い価値を生むことになる。

恐ろしい破滅を作り出すことも可能になる。

 

データ+AI時代の令和の幕開けだ。

 

データを握るものが世界を支配する。

中国共産党の権力を掌握するための戦略は、

残念ながら正しい。

 

令和は、データに社会や人間が操られる時代

となるかもしれない。

それはすでに始まっている。