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ル・コルビュジエ展

(絵画:左から オフィシャルサイトより)

*アメデ・オザンファン《和音》 1922年

*ジャック・リプシッツ《ギターを持つ水夫》 1917-18年

*ジョルジュ・ブラック《食卓》 1920年

 

上野に、クリムト展@東京都美術館を見に行ったら、

手前に国立西洋美術館があり、開館60周年記念の

ル・コルビュジエ展を発見!

え、今週末まで?!じゃ行かなきゃ、で急遽変更。

 

ル・コルビュジエは20世紀最高の建築家、で、画家。

坂倉順三、前川国男、伊藤豊雄他を通じ、日本の近代建築にも

絶大な影響を与えました。

 

建築好きの私は、パリ、ロンシャン、マルセイユまで

彼の作品を見に行き、マルセイユでは彼の作品に

泊まりました(ユニテダビタシオン)。

パリに行ったらラ・ロッシュ=ジャンヌレ邸、見てみて下さい。

モデュロールという寸法体系を自分で編み出したりした人

でもあります。

 

日本で唯一のコルビュジエ作品が国立西洋美術館。

そう、世界遺産!何回行ったか。

所蔵の松方コレクションは、ブリヂストン美術館と

並び日本最高の西洋絵画コレクション。

(常設展示が最高!)

 

4~5年位前のコルビュジエ展にも行きました。

 

友人オザンファンとPurism(ピュリズム)を立ち上げた、

と紹介されています。彼は、私の好きな

モンドリアンの影響も受けています。

 

建築は好きだけど、コルビュジエの画は正直好き

じゃありません、全然。

 

友人オザンファンの画は、いい(上掲左)。

コルビュジエは嫉妬してたんじゃないかな、オザンファンの画に。

二人の画は少し似ているが、違います。

 

彼の作品以外にも展示があり、その中で彫像で今回私が

気に入ったのが、ジャック・リプシッツという作家の作品。(上掲中)

 

彫刻、塑像で私のお気に入りといえば、ジャコメッティ!。

あと、ハンス・アルプ、ザツキン、など。

あ、ダリやジョルジュ・デ・キリコの塑像もいい、横浜美術館の(@MM)。

 

とても分かり易いキュビズムの塑像、です。

キレがあり、分かり易く、統一感、まとまりがあります。

四方全てから楽しめる像で、複数展示されてました。

アメリカの美術館などから来たもののようです。

欧ではあまり見かけなかった作家ですが、いいですね。

リトアニア人だそうです。

 

最後にブラック。フィリップス・コレクションに続き

今回の展示にも登場、人気です(上掲右)。

ピカソもありましたが、私はあまり興味ありません。

 

混んでましたが、3時間はあっという間。

おススメしたいところですが、すいません、19日まで。

最終の今日明日、激混みでしょう。

 

クリムト展は早めにご紹介を。。。