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日銀短観、毎回チェック

3か月に1度の日銀による企業への

アンケート調査、日銀短観が

1日発表された。

 

大企業・製造業の業況判断DI(良い-悪い)

・6月:前回+12→+7へ、▲5悪化

・9月:+7

大企業・非製造業のDI

・6月:前回+21→+23へ、+2改善

・9月:+17

 

株メンターは、いつも言うが、

大企業・製造業の業況判断DIのグラフ(青線)が

日本の企業業績を最も直観的に的確に表すと

経験的に感じている。

 

 

製造業の減速感は米中摩擦による世界的傾向なので想定線だが、

非製造業の9月先行きが悪化する見通しなのが若干気になる。

 

また2019年度想定為替レートは109.35円(前回108.87円)。

若干円安の想定レートに3か月で変わった。

 

この数字、今年いっぱい覚えておこう。

これより実際のレートが円高で推移すると、

業績下方修正のリスクが高まる。

 

意外に企業の想定が円安気味だ。

今年は場合によっては円高が進行するかも

しれないので、気を付けたい。