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サウジ、ドローン攻撃で石油生産半減

世界一の石油輸出国、サウジアラビアの最大の石油施設がドローンで攻撃され、国家の生産量が一気に半減する事態となった。これは世界の軍事・防衛にも影を落とす大事件だ。

 

当然マーケットでは原油は急騰、株安だ。WTIは一時63ドル台で、10時時点で前日54→60.7ドル、NYダウ先物は160ドル安、27060ドルだ。日経平均CFDは21870円、140円安。ドル円は107.7円近辺。

 

サウジの石油生産体制が、そんなに一か所に集中しているとは知らなかった。

 

さらに脅威なのは兵器としてのドローンの脅威だ。

従来兵器より格安で、無人操縦だ。民間の武装組織などでも飛ばせる。何度でも、飛ばせる。

サウジの防衛体制がお粗末だったのかもしれないが、世界一の石油輸出国の生産を一気に半減させることができてしまった。今までも100機くらい攻撃してきたという。1200キロも航行し、防備システムをかいくぐり、サウジに大打撃を与えることができてしまった。サウジは途中で撃墜できず、国家の生命線を攻撃されてしまった。

 

ドローンが、どんな兵器でも搭載できるようなったら、・・・

それこそ、世界の平和を破壊する装置、となってしまう。

抑制の効かない組織が勝手に飛ばし始めたら、収拾が付かなくなる。

 

安価で無人操縦できる高度なドローンは、史上最悪の兵器、ではないか。危険極まりない。