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中小型株投信から資金流出

以前、当コラムで、中小型銘柄の押し目は拾ってはいけない、との指摘をした。

2019年08月27日 - 中小型材料株は探さない時代

を参照されたい。

 

2018年まで大量に資金流入が続いてきた中小型株投信から、今年に入り本格的に資金が流出し始めたようだ。(図)

あ、やはり、と我が意を得たりのグラフだ。

中小型銘柄は10年~10数年に一度、大相場を形成するようだ。

8/27コラムのチャート、要参照。

 

今回は2018年に大相場が完全に終了した。

中小型材料株は、基本的に探してはいけない時代だ。特に投信の保有が目立つ銘柄は、買ってはいけない。アベノミクス来数年続いたグロース優位から、バリュー優位へ、数年ぶりの物色転換が起きてもおかしくない頃だろう。

 

米株も同様か。

GAFAはいつまで値を保つことができるか。アマゾンはPER76倍だ。バフェットはなぜ買ったのだろう。彼は困って自社株も買っている。割安な銘柄が見当たらないのだろう。米株は割高だ。下がるなら、上げすぎたグロース銘柄から、だろう。