節操の無い企業行動が止まらない。
社債発行の肥大が世界規模で止まらない。
企業はたいして使い道が無いくせに、使い切れないのに、カネを集めているのだ、ふざけてる！安く調達できる時にやれるだけやっとけ、というノリだ。
これは一方で、社債を買う投資家が多く居るから可能になることだ。利回りのある国債などの債券が世の中から消えつつあるので、リスクを取っても高め金利の社債に、ボンド投資家が殺到してしまうのだ。BBB格の低クレジットの社債でも、だ。当座、取り敢えず金利が欲しいのだ。先々のリスクなど無視して。
設備投資先が無く余ったカネが、自社株買いで使われ、企業は自分で自社株バブルを作る。ふざけた企業行動だ。
壮大なバブルが世界規模で膨らんでいる。中央銀行バブルのツケは、あまりに巨大だ。
次のバブル崩壊は、本当に恐ろしい破壊的なものになるのだろう。
生涯で最悪の金融危機、恐慌となるかもしれないと思っている。中央銀行バブルだからだ。
前回の1929年大恐慌は、結局の所、第2次世界大戦を引き起こす原因となっている。
人類の英知が試される局面を、我々は経験せねばならないだろう。