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新型肺炎の織込みの目印

昨日もNYが大幅安で弱い地合いが続く。

 

新型肺炎は、被害の拡大がどこまで進むか分からないし、

そもそもまだウイルスの正体が分からない。

だから対策も、もちろんまだ打ちようがない。

 

市場はこのような状態を最も嫌う。

悪いのは分かるが、それがどの程度かが分からない時だ。

もの凄く悪くとも、その実態がハッキリすれば、市場はそれを織込む。

「悪い」より「不透明」を、より市場は嫌う。

 

だから、即改善、収束できないことを含めショート筋の格好の材料とされている。

 

こんなときは市場に、株価に聞いてみよう。

 

昨日はホテルリート、を挙げた。

 

さらに中国関連、インバウンド関連の代表銘柄が

1つの目印になろう。

 

資生堂だ。(前図、1年日足)

 

昨日大幅安だが既に陽線、今日も目下底堅い。

いい所まで下げた感もある。

 

中国への依存度の大きいハイテク銘柄などの下げは厳しいが、

このような銘柄にも注目だ。

 

新型肺炎については分からないことが多過ぎる。

だから下げ易く、まだ曲折があろうが、市場の織込みについては、

このように、市場に聞いてみよう。