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非常事態宣言、NY、California;101円/$台まで

米でも事態は深刻だ。

非常事態宣言@NY、Californiaの2州。

 

日経平均2万円割れ、PBR1倍割れ時代へ。

 

こんな時に、原油相場をサウジがぶっ壊しに出た。

減産合意が無理と見るや一転増産へ方針転換。WTI40→30ドルへ激落。

 

米10年債金利時間外はなんと0.5%まで!

 

危機的な様相を呈してきた。危ない。

あ、為替101円台!(10:50)

 

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武漢の封鎖、日本の外出自粛、米の主要2州の非常事態宣言、伊北部も封鎖状態。

どうなったら、解除できるか、解除の根拠をどうするのか。簡単に解除できるか。

 

感染力が強く、再感染の例もある今回のウィルスに対し、どう安心を担保するのか。

 

 

このウィルスは、衛生上よりむしろ、経済的・金融的に、

より甚大な、劇的な影響をもたらすのではないか。

 

街が、経済活動がシャットダウンした状態のまま、

経済・株価は数か月も、もつか。

 

例えば3か月程度以上も続くと、それだけで信用力の低い

企業の破たんが始まるかもしれない。資金繰り倒産だ。

クレジット危機の呼び水となってしまいかねない。

 

長期化すると、再三懸念してきたクレジット市場の崩壊が起こり得る。

社債の借換えが出来なくなる、ということだ。

これは同時に新興国危機も呼ぶ事態となろう。異常なバブルは各所で弾ける。

 

従来の金融危機は、金融の問題だけなので、金融緩和や財政政策である程度

止められたが、ウィルスとなると、止めようが無い。

 

今まで再三指摘してきた通り、足元は危機の芽が非常に多く、かつ連鎖し易い状況だ。

経済封鎖が長期化すると、マーケットはもたない。