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先行指標、中国の復活はまだ先

中国の実態は、今どうなっているのか。

正直正確なところは良く分からないのだが、

感染回復の先行指標は中国だ。

 

店舗は営業を再開し工場は操業再開、とのことだが、

本物の復調には程遠いようだ。

 

中国人は警戒を解いていないのだろう。

感染に加え、所得減にも警戒しているようだ。

 

再開したが再び休業した店舗・映画館もあるという。(日経)

欧米の流行で海外発のウィルス再来に警戒して、ということか。

 

先行する中国での経済の復調する姿が、リアルな

今後の日欧米の経済復調の参考例となる。要注目だ。

 

やはり、自粛・封鎖を解くのも簡単でないし、

封鎖解除となっても皆疑心暗鬼ですぐに需要先送りを

取り戻す動きにはなりづらいのだろう。

 

日本の対応が遅い、甘いと、中国人はメディアで2月から指摘していた。

3月初でも対応してなかった欧米は、彼らには論外だと映ったのだろう。

 

国家運営の最高会議、今年の全人代はいつ開催されるのか。

中国の今年の経済運営が始まらない。

すぐには、無理なのではないか。

以前も指摘した通り、この発表が目印だ。