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GOLD1800ドル! 最高値が視野に

金、GOLD!

ちょうど1年前、2019年6月に1400を超え動意づいた後(当コラムの1年前をご覧あれ)、ついに1800ドル回復を達成した。史上最高値1900越えまであと約100ドルに迫る動きだ。

 

商品全般に資金が戻る動きのようだ。原油も一時の急落後、復活しWTIは40ドルまで回復した。

左図は銅先物。長期で見れば低位だが、こちらも足元3か月は回復が目立っている。

 

有り余るマネーの行き場が無いのだろう。感染拡大が見られても、経済を止めないとの見方から、これら実需商品への需要も回復するとの見方か。

 

ただ、金は、景気が戻らなくとも、感染に対する警戒が残り異常な金融緩和が続く限り、資金流入は続くと思う。

 

 

ちなみに、

”金の代わりに銀やプラチナはどうか、相対的に割安だし”

とよく聞かれるが、私は金を勧める。投資する意味が違う。

 

この2つは銅、原油と同様、実需商品の色彩が強く、

工業向け需要の割合が高いので、景況次第で需要は左右される。

不況になると上がりにくい、ということだ。

 

金には、”通貨”としての意味合いがある。

世界の中央銀行は、準備金として金は買うが、銀・プラチナは買わない。

中・ロ・インドの中銀は今、金を買っている。

 

金、高値を越えたらまた話題になろう。

 

高く見えるが、まだまだ☺