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米「悪い金利上昇」の始まり?!

米10年債金利、皆さん観てますか? 常に要ウオッチ!!

 

米FRBが超緩和を長期間続ける、と叫んでいる。

しかし上昇米長期金利は徐々に上昇中だ。昨日は0.86%まで。

 

市場はバイデン勝利を織込みつつあるようだ。

バイデンは増税もするが、一方経済支援や社会保険制度の充実(オバマケア復活)等で

それ以上の財政出動を行うと見込まれている。

つまり米長期国債大量発行で「米債券価格安=米長期金利上昇」とみているようだ。

 

いわゆる、債券需給悪による「悪い金利上昇」だ。

裏返して言えば、借金漬けの国の債券は信用が下がり、金利を

高くしなければ買い手がいない、という意味だ。

 

長期金利上昇は株安を招く。

これが米株が目先高値を抜けない理由か。

 

FRBは短期の政策金利だけでなく、需給で決まる長期金利も

財政ファイナンスにより債券買い=金利上昇抑制に動くだろうが、限度もあろう。

またやり過ぎれば、将来中央銀行の信認失墜、つまりドル安を招く。

 

米選挙が終われば株高、が過去のアノマリーだ。

バイデンでも株価に影響なし、との声も多い。

しかし、コロナ再燃もあり、油断できない。

 

 

※ちなみに今日もマザーズ指数は急落!予告通り。

しりません、よ。