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マンション市況見通しに異議あり

日本不動産研究所から、分譲マンション価格や賃貸マンション市況の

見通しが発表された(日経)。

 

4~5年後までともに横ばい予想で、いかにも不自然でおかしい(笑)。

「新規供給が少なくコロナの影響も小さい(日経)」とのこと。

不動産鑑定士のセンセイ方の見通しは、申し訳ないが市況の後追いばかりだ。

だから、プロといわれる鑑定士が、我々運用者に意見を聞いてくることがよくあった。

 

私は、不動研には申し訳ないが、全くあてにならないと思う。

 

リートに関係する賃貸マンション市況は、

2013~19年、首都圏人気や人手不足による家賃補助の充実で5%以上上がった。

本来築年の経過とともに徐々に下落してもおかしくないのが常識だ。

この間の上昇はやや行き過ぎだったとみている。人手不足の影響が歪めたのだと思う。

2011~13年はリーマン後の不況で下落していた。

 

今、コロナ禍で東京圏から居住者が逃げ出している。

史上初の、人口流出超となっている。

 

都心物件を中心に、東京圏の賃貸マンションの賃料が再度

下落トレンドに入るのは間違いない、と私はみている。

 

また、分譲についても、高値維持との予想だが、

コロナ禍により「都会に集まって住む」ことを魅力と感じる

価値観が変化している今、不況による所得環境の悪化も相俟って

この見方には賛同しかねる。

 

不動研の鑑定士に聞いてみたい。