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アップルが車を製造? 競合するGAFA、一般企業は淘汰

アップルが自動運転車の開発を推し進め

2024年の乗用車製造開始を目指しているとのロイター報道。

 

自動運転はGoogleが先行、完成車メーカーも追随。

でも、、なんでアップルが?・・・

 

GAFAは2010年代、成長を謳歌した。

だが今後は互いがぶつかり合う時代になる。

 

AI、クラウド、自動運転、等々の先端技術で既に

GAFAはバッティングし始めている(前図:日経)。

 

『限界費用ゼロ社会』(ジェレミー・リフキン:NHK出版)では

AI、IOT革命の進展と共にモビリティー、エネルギー、

コミュニケーションの限界コストはゼロに近づく、と。

 

スマートシティのようなインフラさえ最初に整備されれば、

そこに住む人は車代、電気代、スマホ代はただ、ということだ。

 

関連産業は、インフラ提供屋になるか、消滅するか、だ。

利益が出なくなるのだから。

だから、トヨタがスマートシティ、なのだ。

 

2020年代は、インフラ提供屋、プラットフォーマーGAFAの

壮絶なバトルが繰り広げられよう。

 

さらに、関連一般企業の強烈な淘汰、が予見される。

自動車、エネルギー、通信、等々。

 

AI、IOT革命の本質は、データ革命、コスト革命。

データと資金力が世界を制する時代。

 

利便性は極限まで向上し、付加価値を生むコストは極限まで0に近づき、

そして企業利益も極限まで圧縮される。多くの企業は、倒産・消滅する。

永守氏は車の価格が1/5に、と言っていた。

ならば自動車産業が消滅する。

素晴らしい時代だが極めて恐ろしい時代だ。

 

我々の大半は失業し、社会保障によりおカネを配らないと生きてゆけなくなるかも。

お分かりだろうか。

我々はこの革命で、利便性を享受するだけでは済まされない。