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日銀短観 円安メリットにも期待

日銀短観、四半期に一度の企業へのアンケート。

注視するのは、どの指標?

 

大企業製造業(図赤線)。

 

世の中に数ある経済指標の中で、最も景況感を

ビジュアル的に正確に表現する指標とみているものだ。

 

製造業先導で、非製造業もプラスになった。

ワクチン接種の遅い日本でこの回復なら、まあ悪くない。

旅行、運輸、外食などの回復で今後非製造業もさらに戻る。

 

想定為替レートは今年度対ドル106.71円、対ユーロ125.27円。

この分だと大幅な円高想定なので、円安メリットが生じ

輸出企業の業績が上ぶれすることになる。

 

為替はFRB引締め方向、日銀緩和方向、で円安になりやすい。

 

やや不謹慎だが、緊急事態宣言が東京などで再発令されれば、

株価は一段上へ行ける。