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中国恒大&FOMC、で米長期金利は底固め

中国恒大の件は、9月だけに、期末で売りたい向きにとってちょうど

格好の材料となったようだ。ただ昨日は恒大株も一旦反発。

久々の、クレジットリスク、下がるなら低クレジットもの。

暗号資産も反応したが、新興国株はその典型。

完全に上がり過ぎていた。クレージーだ。

ちょうどガス抜き?いやもう既に戻りつつある。

新興国投信にリスクあり。要注意。

 

恒大は不動産投機を規制したい中国政府の、見せしめ、のようだ。

ネット企業でアリババが見せしめに遭ったのと全く同じ。

だから中国当局は恒大には冷たいかもしれないが、

国内の不動産業界や金融機関全体に波及しそうになれば

策を講じ回避しそうだ。

 

パウエルFRB議長は22日FOMC後会見で、

「中国恒大の状況は非常に中国特有のものと見受けられる。」

ただ「信用の経路を通じて世界の金融環境に影響を

与えるという心配はあるだろう」と述べたのこと。(bloomberg)

 

 

恒大の件で、為替は若干円高に進行した程度だったが

さらに反応が無いのが、米国債だ。

本来米債は、ハイリスクなら大きく買われ、金利は低下するはず。

ここからも世界的なクレジットリスクの可能性の低さが見て取れる。

恒大のように低下すべき材料で低下しないことが、むしろ

今後の金利上昇を示唆するようでリスクに感じるくらいだ。

 

 

一方、米FOMCでは、予想通りの年内テーパリング始動、で無事通過した。

メンバー18名中、2022年利上げ開始予想の人数も前回6月7名が今回9名に。

(ドットチャート:上図) 若干予想が前のめりになった程度だ。

 

 

緩和を止める方向のFRB、米長期金利は確実に底を固めているようにみえる。(前図)

連動性の高い日本株には、悪くない。