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限界迫る新興国、危機への道

2022年は大変化、大転換の年。

セミナーを聴かれた方はよくお分かりだろう。

 

今年米金融政策が転換すると、どこに影響するか。

 

1つの重大なポイントは新興国だ。

 

ひとことで言えば、米金利が約0%で運用にならないから、

リスクだらけの中南米、中東、アフリカ等にも投資資金が流れるのだ。

新興国株は総じて、このカネとインフレで異常な高騰を続けている。

破たん寸前の国の株も、だ。

完全にクレージーな上げっぷり。(自身で参照されたい)

 

FRBが引き締め転換すれば、新興国から当然資金は引き揚げられる。

 

資金流入の減速は、昨年から始まっている(上図、時事)。

完全な逆転は目前、今年起きる可能性も高い。

 

今年起こるであろう変動の、1つのきっかけとなりうる。

既に昨年末からトルコなどは大荒れだ。

まあ、愚かな大統領のせいだが、それも含めリスクは高い。

 

警戒は、怠れない。

中小型株バブルの崩壊に続き、新興国にも危機は迫る。

 

”なんちゃらグローバルオープン” などの投信を持ってる方、

早く逃げて下さい。