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円安から円高へ大きく転換?!

為替が大きく方向転換したかも、と感じてます。

 

140円手前までで円安終了、今後は一転円高へ、かも。

少なくとも110円台からの勢いは一旦終わった感じ。

 

今後は135ー139円レンジか、130円を越えるような円高か。

どちらか、の感じ。結構円高に戻るかもしれない。

 

そもそも今回の円安は、ドル独歩高が背景。

その要因は①ドル金利上昇と、途中からは戦争=②ユーロ安(ドル高) に導かれた形。

 

ECBの急転利上げで、ユーロ高ドル安へ転換。

ドル一極集中の資金が逆流し、対円でのドル高も反転、とみる。

 

欧はこれからまだ、とんでもない物価上昇が待ち受けている。

対ロ経済制裁の”返り血”の影響は甚大。

ロシアが戦争を止めない限り、今冬はエネルギー高騰地獄だろう。

ECBは慌てて今後も利上げを急ぐ。もちろんFRBも利上げを

まだ続けるが、材料としては既に織込んでいるかもしれない。

 

ユーロドルは、先日のパリティ(1ユーロ=1ドル)が重要な転換点で、

ユーロ高ドル安はさらに続くかもしれない。

 

一方肝心の米は、景況感の悪化が足元で著しいため、

10年債金利の低下が顕著、ドル売り要因だ。

 

日本は、ドル円では黒田さん後の日本の利上げ期待が

くすぶり続けよう。まあまだ先だが。

 

 

110円からの円安、一旦の目標値は135円超、MAX140円まで、と

みていたので、ここで反転だと、ピタリ、な感じ。

まあ早かったので、一旦休み。

 

 

ドルがもし方向転換、となれば

他の投資にとっても、様々な重要な意味を持つ。

例えば、商品市場に資金が戻る、等。

 

 

本源的なドルの強さを見るには、

対円のドル円相場だけ見ていても分からない。

ユーロドルやドルインデックスをウオッチしよう。

無料サイト「世界の株価」などが便利だ。(上図)