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英伊、政治リスクが世界マーケット直撃

新たなリスクが市場に出現。

欧の政治リスク。

 

英・伊新政権の大衆迎合政治が、インフレ加速と

財政危機をもたらすとの懸念が、両国からの資金逃避につながった。

まるで脆弱な新興国の出来事のようだ。

G7のイギリスとイタリアが同時トリプル安。

一気に両国から投資資金が逃げ出している。

(上:伊、下:英 各10年国債金利 おんなじ?! 英の方がキツイか)

 

また欧の超インフレリスクが急遽台頭。よって、米金利もつられて急騰。

(インフレなら財政緊縮がセオリー。英・伊の減税等財政拡張政策は

高インフレをさらに加速させる最悪のポリシーミックス。)

 

戦争に加え、ポピュリズム政治の影響で、欧のインフレは

本当に制御が効かなくなるのではないか。

 

英のCPIは、この政権交代の前の段階で、今の10%から

年末には20%に跳ね上がると言われていた。

 

欧州危機に留まらず、欧州発の世界恐慌、の可能性すら見えてきた。

また、この動きがEU崩壊の始まりの合図かもしれない。

 

ECBラガルド総裁は、突如とんでもない窮地に追い込まれた。

各国政治がからみ、金融当局だけでは対応出来ないからだ。

インフレ対応で利上げすれば、各国の国債利払いも急増し、

さらに財政を窮乏させる。利上げをやめればインフレは天井知らず。

欧は袋小路だ。

 

 

日本株は、これを受け週初に腰を折られた。

 

従来からの指摘通り、欧米金利は大きく上昇し欧米株は下落する。

収拾がつかない現実が明らかになれば、暴落もあり得る。