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米10月CPI+7.7%、ドル高の終了

今回の米CPIはyoy+7.7%、予想を下回る伸びに留まった。

コアCPIは+6.3%、共に事前予想を下回り、

12月も0.75%利上げを警戒していた向きに安心感が拡がり

金利低下、株高となった。

 

さらに劇的に反転したのが為替相場。

ドル下落でドル円は一気に140円割れ、138円台まで。

 

再三指摘した通り、ドルが反転、財務省の介入が結果効いた形となった。

(効いた、というか、タイミングが良かった、ということ)

 

円安時代一旦終了、逆の動きも早そうだ。

 

 

今後の焦点は、物価がどう下がるか、下がらないか、だ。

来月CPI発表も重要。

今回のような物価安定傾向が続くか、あるいは低下は一時的、となるか。

 

財のインフレはピークアウト、しかしサービスのインフレは高位だ。

両者のせめぎ合い、の局面が続こう。