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金利上昇の期待がバリュー相場を作る

植田新総裁、金融緩和を継続、と表明するだろうが、

さすがに今の日銀政策を全くそのまま続けることは難しいだろう。

24日の所信表明を待ちたい。

 

日本もインフレ時代にはいっている。

食品のインフレは年10%増の勢いだ。

 

イールドカーブ(上)を見ても10年債の金利だけ低く歪んでおり、

利上げをすぐに行うのは無理としても、強引に0.5%までに

止めるコントロールは早晩止めざるを得ない。

 

金利上昇の期待がバリュー相場を作る。

新総裁報道がなされてから、「バリュー時代」で

株式市場の物色がガッチリ固まった。

 

この傾向は、短期では終わらない。

まずは黒田政策の修正が完了するまで、

途中利食いの調整を入れながらもガッチリ続くこととなろう。

 

グロース株の戻りを待ってはならない。戻らないので。