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米金利再上昇! ”利下げ期待”の嘘

世界の金融の体温計、米10年債金利が再び上昇を始めた。(1年日足)

 

つい先月まで市場では、下期には「利下げだ、利下げ」と連呼する輩がたくさんいたが(大笑)、またまた外れた。(左:日経)

 

何回同じ間違いをしたら気が済むのか!

買いたい連中のポジショントーク、だと思う。

 

10年債金利は下値を試す展開が続いたが、3.3%で底を入れ、再上昇する展開となっている。

 

上値を押さえるレジスタンスライン(図:1年日足)も、足元で上抜けてきた。

目先は上値を試す展開だ。

 

3月初の高値は4.09%、その前昨年10月高値は4.34%。

 

 

早速4%を越えてきた。今後が見もの。

米の労働需給、強い。

職を求めず遊んでいた失業者が、雇用市場に戻って来ているのではないか。

学生ローンの免除もなくなったし、・・。

 

まずは本日雇用統計を無事越えるか。

 

 

インフレ率CPIは、前年比では今が目先のボトム。

今月央発表の6月データで一旦底入れとなる可能性が高い。

昨年のガソリン急騰、高値は6月だった。その後は9月にかけ急落した。

 

コアCPIは5%前後で当面高止まりするのではないか。

市場もようやくその実態に沿った動きを始めているようにみえる。

 

 

それにしても、昨年来の度重なる”利下げコール”は腹立たしい。

根拠なくいい加減な見方を何度も吹聴して!

 

誰だ、愚かな犯人は!!

米のヘッジファンドではないか。

コンセンサスを誘導し、市場を振り回す不心得者! 

 

 

 

これでようやく欧米株も、”愚かな利下げ期待祭り”が落ち着くのではないか。

 

 

ちなみに、つられて下げた日本株に、買い場到来!

 

ありがたいことに、買い場が来てくれました。

乗って下さい。

 

銘柄の具体的な選び方は、普段あまり詳細にお話しないのですが、

今回は特別に22日に話そうと思います。

 

ちょうど良い機会となりました。