パウエルは12月FOMCで、9・10月来の3回目の利下げに踏み切った。いずれも0.25%ずつ。(画 日経)
市場は当然、と受け止めているが、違和感だらけだ。
政策判断はデータ次第とずっと説明しておきながら、
政府閉鎖で10、11月とデータがないこのタイミングで、
市場のコンセンサスに負けた形で再度利下げを実施。
しかも今回、経済見通しを引き上げつつの利下げだ。
データ不足で実施した今回の利下げが、
あとあと間違っていたと分かったらどう説明するのか。
普通なら判断には慎重にならざるを得ないところだ。
雇用は悪化はしているが、こんなに経済が強い中で利下げしたら、
最も重要なインフレは、加速するしかなくなる。
もう自分はやめるからあとのことは知らない、ということか。
パウエルは時々で、
説明の仕方や、自身の判断のポイントそのものを
急に変更する。
今回彼は、
”自身で判断して金融政策をコントロールすること”を
諦めたのではないか。
年内には次のFRB議長が決定する見通しだ。
そうなれば、市場の注目はその人に向けられる。
トランプが選ぶのだから、就任当初は利下げに
決まっているだろう。
パウエルは、今自分が何を言っても、どうせ来年は利下げなのだから
金融政策が議長交代で急変することのないように、
自身で判断することを止め、
今回次への”地ならし”をしたのではないか。
パウエルの主張には、絶えず一貫性がない。
政策執行の途中で、重視するポイントを突然変更する男、だ。
やはり、早く辞めてもらいたい。
そこだけは、トランプと意見が一致!(笑)。
