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景気ウォッチャー指数、足元急落

先月発表の7月の景気ウォッチャー調査(現状指数)は前月比で、

44.0→41.2%へ 大幅悪化した。(前図)

天候不順、また5月10連休の反動による消費減退、もあったと思われる。

 

さらに昨日発表の8月分は、先行き指数が前月比で、44.3→39.7%へと急悪化した(上図)。10月からの消費税を懸念した動き、さらに日韓関係の悪化で特に九州等で消費が低迷した影響があるのではないか。

株価にはある程度織り込まれているとは思うが、それにしても悪化の程度が相当ひどい。

 

企業が給料を払わない国、日本。だから消費は一向に良くならない。そして消費税。

企業の奴隷、サラリーマンは文句を言わず、経済規模全体が確実に縮小均衡へと向かっている。

弱者救済と言いながら、フリーターに税金を大量に投じ、稼ぐ人にはひたすら課税強化。

日本は究極の社会主義国だ。

平均化、言い換えればちゃんとした人間の足を引っ張る企業・国・社会の力が強過ぎる。

ひたすら縮小均衡、デフレのままだ。貧富の差は拡大しないが、日本人全員の所得水準が向上してゆかない。

 

国が成長しないのは、頑張る人の足を引っ張るこの日本人の根性・気質も原因の1つだ、と私は思っている。恥ずべき島国気質で、これが日本の低採算性の1つの理由だ。外国人労働者には、この点はすでに嫌われ始めている。「日本人はすぐイジメをするので、嫌い」とのイメージが付いたら、日本に移民・観光客は来なくなる。それでは国が成り立たない。

 

 

 

 

・・・言葉が過ぎましたか、失礼。