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2025年が技術革新のスタートポイント

ノーベル化学賞受賞の吉野彰先生のインタビューを聴いた。

以下内容。

 

2025年以降が技術革新 のスタートポイント。

技術革新は30年周期。

前回は1995年からITモバイル社会がスタート、

よってあと5年で次の大きな波が来るだろう。

2020年01月17日 - おカネで測れない、成長の実感

で紹介したような、通信コスト・移動のコスト・エネルギーコストが、

一たび新たなインフラが整備されれば、全て0になる世界、が来るかもしれない)

 

*バズワード(buzz words)

本物のトレンドになるものは、10年前から言葉が流布し始める。

 

*バズワード(buzz words) 例 (先生が挙げた言葉)

  • サステイナブル社会
  • 環境
  • 電池
  • AI.IOT
  • シェアリング
  • CASE

 

*研究開発は宝探し

研究者がすべき、3つのこと

1未来読み 

 歴史とは未来予知学問。

 歴史の流れが見えれば、先もなんとなく見える。

2トレンチ(試し堀り)

 まず全体を広く薄く試し掘り。

 いきなり、隅からガツガツ掘らず、

 まずあたりをつけることが先。

 広く全体を見渡し、宝を見逃さない。

3専門外の学び

 先生の場合、考古学。多面的、多角的な発想の元。

 

以上。

 

もっと、お話をお聞きしてみたかった。さすが賢人の仰ることは違う。

今、環境問題の解決のため、二酸化炭素を10倍吸う植物を探しているそうだ。

 

「歴史とは未来予知学問」とは我が意を得たり。

再三言うが、投資をする人も歴史の勉強は必須だ。