理想売りが終わった。
マーケットは、悪化の程度や期間が分からないとき、最も下げる。
分からないから投げるのだ。理想売りの幅は比較的大きい。それが一巡した。
そしてこの下げが世界協調の金融政策を呼んだ。
というか、理想売りは、政策を呼ぶところまで下がる。
ここからは、実体悪が経済統計で明らかになり、それが
大幅利下げを催促する相場となる。
ただ、その政策期待相場も、ウィルス不況が長期化すればもたない。
現実売りとなる。
再三指摘するが、感染が長期化するかどうかがポイントだ。
昨日も書いたが、あの武漢で病床に空きが出てきたそうだ。
事実なら、感染の長期化はない、ということだ。
医療体制が崩壊したといわれる武漢では死者数が
さらに激増する懸念もあったが、発表では増えていない。
事実であって欲しい。
日本経済は1-3月はダメだが、4-6月期は回復可能かもしれない。