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NYダウ最高値4万ドル、大天井?

なんか、気になっている。

NYダウの4万ドル。(日足)

 

ちょうどキリがいい。

通過点かと思ったが、ここ1週間は急落。

 

 

3月と5月の「ダブルトップ」に見える。

 

 

その理由とは、

 

 

 

①リード役、NVIDIA決算で好材料が出尽くした。

次を押し上げる材料が、ない。

NVIDIA以外の半導体株は低調。

 

②さらに米景気、小売企業の不振(上表)に表れていたように、

一部で消費の減速感が顕著、のようだ。

昨日、GDP改定値の消費が下振れした。

 

2024年05月16日 - 急失速する米の消費

 

 

製造業などが復調しつつあるとのPMI(景況感指数)発表

などで景況回復、金利・物価は下がらないとの見方だったが、

昨日は金利が低下、しかし株は全般に下げた。

 

 

低所得者の消費は減速だが、生産現場などは復調のようだ。

 

 

インフレも収まらず金利は下がることができない中

消費の国、米の本丸に減速がみられたことが嫌気されたようだ。

(米10年債金利 週足均衡表を見て!)

 

 

FRBの利下げは、やはりかなり遠い。

その中で、消費減速、経済に一部懸念が台頭している。

 

要するに、スタグフレーションに向かっているように見えるのだ。

 

①②から、4万ドルで一斉に利食いが出た模様だ。

ダウは足元かなり堅調な動きをしていたが、よって高過ぎる状態だった。

 

 

ただ、短期的なガス抜き、かどうかはわからない。

 

4万ドルからの下落では、ダウ銘柄は結構まんべんなく、

全体にどの銘柄も売られている。

 

昨日はNASDAQも金利が低下したにも関わらず、

経済への懸念から下落した。

 

 

 

ダウ4万が壁になるのか、注目だ。

 

このまま金利が下がらなければ、NVIDIAは上がっても、

ダウは4万ドル大天井の可能性があるかもしれない。

 

 

ちなみに実は、キリのいい数字の大天井、には前例がある。

 

1960~80年、NYダウは20年間、ちょうど1000ドルを

天井にして上抜けなかったのだ。

上限1000ドル、で20年。

 

 

40年強で、40倍の4万ドル。

 

 

さあ、どうでしょう。