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2025年も、恒例の10大リスク、が発表となった。
ユーラシアG、イアンブレマー氏の予測だ。
米が”世界の警察”を辞めて以降、
世界のリーダーが不在であること、そして
再トランプへのリスク、が主題だ。
ある意味、驚きはない。
トランプ2.0は、始まってみないと分からないことも多い。
ここに無いリスクとして、私が気になるのは、以下2点。
1EU全体の劇的な不安定化
2中国の景気低迷
1
今年、EUの政治リスクが高まることは必至。
盟主ドイツとフランス、ともに不安定。
ともに、EU離脱の機運が国内に高まる可能性が
十分にあり得る、異常事態だ。
まとめ役不在では、EUが一体感を保ち続けるのは困難。
通貨ユーロへの不安も高まる。
2
中国の景気不振は非常に深刻、と私はみている。
日本の輸出企業の業績悪化に、秋以降表れていた。
5%成長など夢物語で、政府公表の数値は無意味。
既に昨年も深刻な景気後退だったとみている。
中国に米のような豊かな中間層など、居ない。
投資が過剰だからといって、消費主導の経済に
シフトなど出来ようはずがない。
共産党が国民から搾取し続けているのだから。
習近平は妥当な政策を打ち出せずに終わり、
中国は今年、さらに景気後退の度を深めるのではないか。
政策期待が外れた年始の中国株の下落に、それが現れている。
なお、株メンターの「2025びっくり予想」は
新春見通しセミナーにて。
ブレマーの予測より、面白いんじゃん☺