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米株・米債は長期下落へ! 信用を失った米

トランプは2つの信用を壊した。

 

1つは他国からの信用。

 

専横的な態度、それだけで投資資金が逃げるに十分な理由だ。

 

これで米株から、米債から、ドルから、世界の投資資金が逃げる。

愚かな大統領だ。

 

今後、長期的に、繰り返し、米株と米債は売られ続ける。

金利が上がり株の下落が止まらない。(NASDAQ週足)

 

ドルも下落を続ける、奴が大統領の間は。

 

ドルが基軸通貨たる所以は、この信用にあった。

自分からそれを壊せば、支える投資家などいない。

 

 

2つ目の信用は、米国民からの信用だ。

 

今後実体経済が悪化し物価が上昇し始めたら、

不支持率はさらに大きく上昇しよう。

 

 

カリフォルニア州ニューサム知事(民主党)は16日、

トランプ大統領が次々と打ち出す関税政策は違法だとして、

差し止めを求める裁判を連邦地裁に起こしたとのこと。

(時事)

 

 

中間選挙前に

”関税を元に戻せば、人気は戻る”と奴は思っているのだろうが、

失った信用は、簡単に戻りはしない。

 

人の心を分かろうとしない人間のやりそうなことだ。

 

 

トランプを再び大統領にしたことで、アメリカは自滅してゆく。

 

トランプに腹を立てる人と、それでも支持する人の間で対立は収まらず、

最後は内戦にまで発展するかもしれない。

 

アメリカが世界を主導する時代、パックスアメリカーナは

100年続いたが、こうして終わりを迎える。

 

私はそういった規模、次元の変化だとみている。

 

トランプは、アメリカの繁栄を壊した大統領として、

長く歴史に悪名を遺すことになろう。

 

 

一方、

日本は、そんな国ではない。

米株の下げに、日本株が付き合う必要など無い。

  

日本株は米株を売った資金の受け皿になれる。

今朝、米株大幅安に対し、日本株の寄りはプラスだ。