
足元今期決算の集計結果が
日経新聞から発表された。
株式投資家は必見。
以下は左表のまとめ。
【25.3期】
売上 +4.4%
純利益+9.7%
(製造業)
売上 +4.1%
純利益-1.9%
(非製造業)
売上 +4.7%
純利益+20.4%
【26.3期e】
売上 +0.5%
純利益-7.1%
(製造業)
売上 ー1.2%
純利益-7.3%
(非製造業)
売上 +2.2%
純利益-6.9%
やはり、トランプ関税の影響が読めず、厳しい保守的な想定の企業もあるため、26.3期予想は相当に保守的だろう。
上ブレの可能性は、私は高いと想像する。
【26.3期e】
☆主な増益予想業種(純利益)
紙パ +39.6%
医薬品+20.2%
精密 +18.8%
食品 +17.8%
化学 +10.2%
銀行 +9.3%
小売 +4.2%
不動産+3.6%
【26.3期e】
★主な減益予想業種(純利益)
海運 -56.2%
自動車ー31.7%
鉄鋼 ー27.2%
石油 ー25.5%
電力 ー25.1%
鉄道バー18.6%
通信 ー11.7%
商社 ー7.3%
セクター別の業績の方向感を整理するのに、
上記は役立つ。
26.3期の利益予想をセクター毎にみると、
昨年好調だった非製造業に
減益予想業種がかなり多い一方で、
自動車を除く製造業の一部に
既に増益で予想を出しているセクターもある。
また、銀行セクターの相変わらずの
業績の堅調さが目を引く。
株式投資をするなら、特にこの期初の数値は
イメージを頭に入れる必要があろう。
この不透明な中での予想なので、会社予想は非常に保守的なはずで、
ここから上方修正がどれだけ入るか、が今年の見ものだ。
まあ、為替も円高が進行すれば減益幅が拡大してしまうが、
円高メリットを享受できる業種も多くある。
トランプ関税が、延長延長の挙句、結局はかなりハッタリ、で
終わってくれることを、特に日本に対しては期待したいが、・・。
詳細は、
自身でキチンと確認されたし!