· 

ラガルド、さっさと辞めよ!

ラガルド、さっさと辞めよ!何を今さら。(画:ロイター)

 

実力が全く無いのに、推されて総裁になったこと自体が

大間違いなのだ。

 

 

FT報道によると、ECB総裁ラガルドは、

任期を満了する前に退任し、

世界経済フォーラム(WEF)のトップに

就任することを検討した、とのこと。

 

去就についての正式な発表は無い。

(Bloomberg、ロイター)

 

 

以前から、

中央銀行総裁としての彼女の無能さを、私は

散々このコラムで指摘してきた。

このままでは、EUが非常に危険だ、と。

 

前職のIMF専務理事のような、お飾りの役職とは

中銀総裁は全く違うのだ!

 

 

経済・金融市場の将来を正確に予測しながら、

機動的に政策変更が出来、未然に金融危機を防ぐ等

も、出来なければならない。

 

特別な人間にしか務まらない仕事、優れた

ファンドマネージャーのような能力も必要なのだ。

 

 

以前、ECB総裁には、マリオ・ドラギという

スーパーマンがいた。

 

正真正銘の「スーパーマリオ」だった。

中央銀行総裁として超一流であり、

ギリシャ等の欧州債務危機を度々救った

欧の英雄と言っていい。

 

 

確かに、ドラギ元総裁に代わるような人物は

そう簡単には見つからない。

 

しかし、経済・金融の専門家でもない

ラガルドを、周囲もなぜ総裁に推したのか。

 

 

これまで彼女の任期中にEUが金融危機等に見舞われず、

ホントにラッキーだった。

 

こんな報道が出ること自体、とんでもない恥さらしだ。

周囲は、惨事がEUを見舞う前に、さっさと交代させるべきだ。