
ベッセント米財務長官、言い過ぎだ!
ベッセントは、13日ブルームバーグインタビューで、
政策金利の水準について、将来的には1.5%から1.75%低くあるべきだとして、9月FOMCでは0.5%引き下げるのが望ましいという考えを示した。
また、植田総裁と話したと明らかにし、「これは彼ではなく私の意見だが、彼らは後手に回っている。彼らは利上げをしてインフレの問題をコントロールする必要がある」と述べた。
(出所 NHK)
財務長官は、金融政策を動かして良い立場にはいない。
金融政策はFRBの専管事項だ。
利下げを要求しさらに回数まで明確に言うのは、明らかに問題だ。
さらに
日本の金利について、明確に意見を述べるのは、越権行為だ。
他人の財布に勝手に手を突っ込むのと同じだ。
余計なお世話!ふざけるな‼
為替にも大影響だ。
米は大幅利下げを、そして日には利上げを求めた、この
ベッセントの発言は、当然ドル安円高を大きく支援する
材料になる。
ベッセント、越権行為だ。
おまえはトランプではない!
あんなに愚かではない。
だが、思っていたより愚かなようだ。
金輪際、このような事は言うな。
アメリカの全市場が、さらに信用を失うぞ。
トリプル安を招くぞ!!
ただこのコメントは虚偽とは思えず、つまり米政権の意向であるので、
これで各市場の当面の相場の方向は、概ね見えたようなものだ。
通常米財務長官は、ここまで露骨に詳細に、市場・金融政策に対して
発言することはしない。
その意向は極めて市場にとって重いからだ。
ベッセント、調子に乗るな。愚かな大統領のマネをするな。
・・あるいは、トランプに言わされているのか。
日本株の急騰を妬(ねた)んでいるのか。