
日本の不動産投資(売買)金額、今上期に過去最高を記録。前年比+22%もの高い伸び。
(出所:JLL、日経)
日本の不動産の取引が活発だ。
主な買い手は海外勢。
やはり円安で安く買えることに加え、
日本の低金利が彼らにとって大きな魅力だ。
欧米では、不動産投資の利回りと金利の差、スプレッドが極端に縮小し、欧米物件では十分な利ザヤが取れないのだ。
一方日本では、優良オフィスでもスプレッドが取れる。
しかも、賃貸市場を国際比較してみても
テナントが戻らない欧米市場に比べ、日本の空室減は顕著。
賃貸オフィスの魅力に差があるのだ。
相対的に低金利が続く日本。不動産投資の魅力は大きく、
日本が世界の取引の中心になる状況は、円高にならない限り
続きそうだ。