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日銀ETF売り70兆円 vs 個人の現金資産1000兆円!

19日、日銀は決定会合で予想通り利上げせず。

しかし突然驚きの発表!

 

以前買った株ETF、REITを市場でそのまんま売却する、と!

2026年始からの方針、と。

 

保有する株ETF簿価37兆円(時価80兆円)は毎年簿価3300億円ずつ売却、

同様にREITは簿価6500億円を毎年簿価50億円ずつ売却。

 

 

コノヤロ!植田!マーケットで売るんかい。

GPIF(年金基金)にでも買わせればいいのに!突然発表して‼

相場は一時800円安。

 

 

 

・・まあただ、大したことは無い。

100年以上掛けてチビチビ売るわけだから。

 

また、巨大な日本株の買い手はちゃんと存在する。

 

 

日本人の個人金融資産2200兆円のうち、

現金はその半分、1100兆円以上。

 

このインフレ時代、いくら投資嫌いの日本人でも

現金をそのまま放置しておけば、ただ消えるだけ、ということ位は

分かるはず。

つまり、この1100兆円の多くが、いずれ投資市場に流入する。

 

日銀のETF時価80兆円も、この現金が向かえば

その1割にも満たない金額で全額吸収可能だ。

 

 

さらに、まだ巨大な買い手は国内に存在する。

強力な自社株買いだ。

 

今後毎年10兆円内外の資金は、特に下がるほど多く

入って来る。

(24年の事業法人の買い越し額が8兆円)

 

 

さらに今年から、この巨大な自社株買いに驚いた海外投資家が

今期減益予想の日本株を、下げを待たずに買い上げている。

 

彼らは持ってないから、不安なのだ。

日本株が圧倒的に安いことは彼らも知っている。

 

そして、愚かな大統領の国から今、投資資金を引き揚げている。

その受け皿の1つが日本株なのだ。

 

 

つまり、

日銀の売りも、楽勝に吸収可能である!

むしろ、下がってくれたら買いチャンス、ということだ。