”どこまでも上昇が止まらない、”今後永遠に上昇が続く”、と言い出す専門家まで出てきた、金相場。が
久しぶりにやっと下げた。
10/20の4400㌦高値→4000㌦付近まで。
(上図:NY金 日足半年)
本当に、もう下がる事はない、と思わせるほどの連続上昇だった。
やっと、マーケットらしい値動きを久しぶりに見た。
中国人民銀など、「金準備」をさらに保有したい
世界各国の中央銀行が、多数参戦して今回の大相場が
下支えされているが、足元では
どうやら欧米勢もETF等で押し上げているらしい。
(下図 MSI 亀井氏より)
日本では小口の金現物が人気沸騰で50g以下は
買えなくなっているが、
2025年10月07日 - 金20g以下、販売停止! @田中貴金属
(私がこの記事を書いた後、田中は20g以下→50g以下、に変更している!)
欧米でも恐らく、一般個人、機関投資家にも相当人気が出てきたのだろう。
この図でみると9月に米勢が多く買っているが
これは、FRBによる利下げに加え、
債務上限問題による議会紛糾で政府閉鎖になることを懸念した米個人が、
ドルを金に換えたのではないか。
足元そろそろ議会で決着がつくとの噂もあったので、
短期筋が利食い売を出したのかもしれない。
急上昇相場では、途中の押し(調整)は、
短く鋭く急落するのが常である。
相場とは、下げないと上がれないもの。
こうした急落を挟む上昇、こそが健全な上げ相場。
それにしても、
なんか、世界中の人々が、金に対しでウワズってきた!
「とにかく金は、もっとかないと」といった感じ。(笑)
相場って面白い。
ヒトの心理って、ホント面白い!
世界中、みんな「買い」にころっと変わってきた☺
