バフェットの運用会社、バークシャーは7-9月、さらに株の残高を減らし、キャシュを増やした。(画 日経)
手元資金、過去最高。
彼はまだ売っている、売り続けている。
さらに割高になった米株から、さらに避難している。
運用者にとってキャッシュを極端に余らせる、とは異常事態。
元運用者の私には、この異常さが痛いほどわかる。
あり得ない!
いい投資先がないのだろうか。
いや、違う。
良い会社はアメリカに沢山あるが、株価が割高。
それだけだ。
足元の上昇に全くついてゆかずさらに売る、ということはつまり、
彼は、相場の下げを待っている、ということ。
しかも、これだけ異常に資金を余らせているということは、
非常に大きな下落もあり得ると見ていると思われる。
その確度が高いから、ここでさらに売っている、と考えるのが普通だろう。
他のヘッジファンド、NVIDIAにフルベットしている連中とは
一線を画すこの動き、さてどちらが正解か。
無論私は米株に対し、・・、だからこれを書いている(笑)。
